ども!岸尾です!
今回、初ゲームレビューとなります!
記念すべき第一回を飾るゲームは龍が如く7-光と闇の行方ーです!!
龍が如くは僕にとって思い入れの強いタイトルでして。
龍が如く3がPS3で発売された当初、龍が如く自体をを全く知らなかったんですね。
ふと、近くのゲーム屋さんに寄った時に店頭で流れていた龍が如く3のPVに僕は目を奪われましたw
その時はまだ中学生ぐらいで、龍が如くをやりたいがためにPS3を親に買って欲しいと頼み込んで。それで親からテストで全科目の平均が95点以上だったら買ってやるという条件を出されました。
その頃僕は平均80~90点ぐらいだったかな。めちゃくちゃ勉強しました。その期間だけw
で、無事に平均95点以上取ることができ、PS3と龍が如く3を勝ち取りましたとさw
まぁ、こういう過去もありそれ以降もシリーズはほぼほぼプレイしているので今回の7で大きくシステムが変更になったことについては正直とても驚きましたが、その辺の感想についてもあとで話したいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが。。
今作で大きく舵取りをすることになった龍が如くシリーズのナンバリングタイトル7作目!龍が如く7光と闇の行方クリア後レビューとなります!
どうゆうゲームなの?
◎主人公が過去作から変わって、新主人公となっているのでこれまでのナンバリングをプレイしていない人でも今作から問題なく遊べる。
◎これまでのナンバリングの戦闘システムはアクション要素強めだったが、今作からRPG路線に変更されドラゴンクエストのようなRPGゲームと言っていい仕様になった。
◎ストーリーに関しては、今までの極道同士や警察との抗争はもちろんあり、さらに今作では政界も絡む濃厚なストーリーに仕上がっている。
作品情報
製品名:龍が如く7 光と闇の行方
対応機種:
◎プレイステーション4
◎Xbox Series(ローンチとして発売予定)
ジャンル:RPG
発売・開発元: セガゲームス
発売日:2020年1月16日
CERO: D
感想・評価点
龍が如く初のRPG要素!?
今回の龍が如くを語るうえで避けられないのが戦闘のシステムの一新ですね。
今までは主人公を操作してたたかうといったアクション要素強めの戦闘でしたが、今作から一新されドラクエやFFのようなRPG要素をふんだんに取り込んだ「ライブコマンドRPGバトル」というものに変更されています。
この戦闘システムの一新については主人公が交代になったこともあり、新たな龍が如くを作っていくといった制作側からの意気込みを大いに感じられましたが、それとは逆に粗が目立つ点も多々あるようにプレイしていて感じました。
RPGに変更されたことで個人的に良かった点と悪かった点を挙げてみたいと思います。
RPG要素で良かった点
◎様々な極技やデリバリーヘルプなど本作オリジナルの要素
今作はアクション要素こそなくなったものの龍が如くシリーズおなじみの極み技は健在です!むしろ仲間キャラクターの存在や後述するジョブによりその種類はシリーズでもNo1なのではないでしょうか!
そして「ライブコマンドRPGバトル」という名前のとおり、極技の途中で□ボタンや△ボタンをタイミングよく入力することにより技のダメージを底上げできるといった他のRPGゲームとは違ったシステムも面白かったですね。
また、今作ではデリバリーヘルプという新要素が追加されていてこれが戦闘の良いアクセントになっています。
デリバリーヘルプはお金を消費するかわりに様々なキャラクターを戦闘に呼び出してサポートしてもらえるというシステムです。呼び出せるキャラはメインストーリーを進めることで増えていったり、サブストーリーをクリアするとそのサブストーリーに関係するキャラクターが呼び出せるようになります。
思いもよらないようなユニークなキャラクターと演出で思わずクスッとしてしまったり、過去作をプレイしているとニヤッと出来る部分もありとてもいい要素だとプレイしていて感じました。
◎仲間の存在
今までの龍が如くでは最強の極道、桐生一馬を操作できたのでバトルで仲間など不要でしたが(おい
こんかいの主人公、春日一番はたくさんの仲間とともに成長し前に進んでいきます。この仲間が個性の塊のような人たちばかりなんですが、なぜか全員好きになってしまうんですよね~。
RPGだから仲間の要素を増やした。というわけではなく一人一人になぜ春日一番と行動を共にするのかという理由や信念があったり、しっかりとしたバックボーンがあるからこそ感情移入してしまう魅力的な仲間たちになっていました!
RPG要素で悪かった点
◎戦闘のテンポ・バランス
まず、戦闘のテンポが少し悪かったかなと遊んでいて感じました。
攻撃するときに対象との距離が遠いとそこまでキャラが移動するのを待たないといけなかったり、あいだに壁があるとそれに引っかかってしまったり。
これに関してはゲームの仕様上しかたないかなと思う部分もありますが少し残念でした。
もう一点として、攻撃対象とのあいだにオブジェクトがあるとそれを自動で相手に蹴ってくれるという仕様があるんですが他の障害物に当たって届かないことがほとんどだったのでこれは要らないかなと感じました。
次に戦闘のバランスですね。これも個人的にうーんと思った部分をあげていきます。
まず敵の硬さについてです。
看板を持っていたり武具を付けていたり見るからに硬そうなやつが出てくるんですがこいつらの防御力が高すぎるせいで戦闘が無駄に長引いてしまうということが何回かありました。
硬いことは自体は別にいいんですが弱点属性で攻撃した場合の倍率をもう少し高くするなどして工夫すれば倒しやすくなるように改善しないとプレイ中わりとストレスでした。
◎今回新しく追加されたジョブチェンジの要素
まず前提としてジョブとは何かということなんですがドラクエのジョブとほぼ同じものですね。仲間になった時点でキャラ一人一人に専用のジョブが一種類ずつセットされていて、それとは別で汎用のジョブが数種類用意されています。
見た目が変わったり、ジョブごとにそれぞれ専用の極技を覚えたりするので戦闘の幅を広げてくれるといった良い面ももちろんあります。
しかし、プレイしていて思ったのは・・・
「あれ?これ全員初期ジョブでよくね?」という点です。
そもそも各キャラ専用のジョブのスキルが優秀というのと、ジョブチェンジするとジョブのレベルが1になるのでステータスが大幅に下がってしまうんですね。
そうなるとまたレベル上げをしなくてはいけないという作業があるのでよほど気に入ったジョブがなければ初期ジョブ安定というのが凄く惜しいな・・と。
個人的にはジョブレベルはそのままでジョブチェンジできたり、戦闘中にジョブチェンジできたら面白いんじゃないかとかいろいろ考えていましたねー。
様々な個性的なジョブがあって要素自体は凄く面白いものだと思うので次回作ではどう調整していくのか楽しみです!
魅力的な主人公と濃厚なストーリー!
今回のストーリー、結論だけ先に言うと個人的には大満足でした!!
というか、シナリオだけで言うとシリーズ最高と言われている0に迫るぐらいトップクラスの出来栄えだと感じました!
このストーリーはぜひご自分の手でプレイして確かめてほしいのでここでは詳しくは書くのは控えますが、感想とともにザックリ魅力をお伝えします!
◎時に面白く!時に熱く!その名は春日一番!
ストーリーがよかった!そう言える最大の理由が新主人公「春日一番」の存在がおおきいと思います!
いやね、今までの龍が如くシリーズをやってた人なら共感してもらえると思うんですけど前作までの主人公「桐生一馬」の存在ってヤバいんですよw
絶対的っていうか龍が如くってゲームは桐生一馬の人生譚だ!!って言っちゃえるぐらい。そのぐらいカッコいいんです彼は。
しかし、今回そんな重いバトンを受け取った彼は桐生さんと同じぐらい魅力的な主人公っぷりをみせてくれました!
とにかくどんなことに対しても熱くて、バカで真っすぐなんですよね。から回ってもさらにもう一周しちゃうみたいな。でも、そんな彼だからこそ強い友情で結ばれた仲間たちが集まってくるんです。
特に自分がお気に入りなシーンは、物語終盤のロッカー前でラスボスとなる相手を説得するところですね。
春日って基本的にはバカで直情的なんですけど、いざって時には機転が利いて誰も思いつかないような作戦を立てて問題を解決していくんです。
その春日が最後の最後に小細工一切なしの熱い気持ちを相手にぶつけます。今まで我慢してたものや過去のいざこざを全て水に流して、お前には生きていてほしいと生きて自分と友達になってほしいと涙を流しながら相手を説得する様は思わずもらい泣きしてしまうほどの熱量でした。
個人的にはシリーズ中でもかなりお気に入りのシーンになりましたしこれを見て春日が主人公で良かったと改めて感じました。
◎シリーズ中でもトップクラスのシナリオ!
今回のストーリー、個人的には傑作と言われている龍が如く0に並ぶレベルで良かった思います!
いやー、序盤から中盤にかけて伏線を重ねて終盤に一気に回収するっていうありがちな構成なんですけど、演出とか脚本が秀逸なので魅せられちゃいますねw
今回ストーリーの根幹にあるのが「親子の絆」です。
親子と言ってもその形は「血の繋がった実の親子」、「極道の絆で結ばれた親と子の関係」「親に対して強い恨みを持つ子の関係」など様々。
プレイし終えてみると、血の繋がりなんて関係なくて実の親子よりも強い絆で結ばれることもあるというのをしみじみと感じさせられるストーリー展開になっています。
またおなじみの極道、警察に加え今作は政界も絡んでくるので今まで以上に複雑な構成にはなっているんですが、一つ一つの行動する理由が明確で展開もとても分かりやすいので途中で「あれ?これはどういう理由でこうなってるんだっけ?」みたいなことには一切ならなかったのも好印象でした。
◎毎度恒例の豪華な俳優陣たち
あともう一点、ストーリーが良かったといえる理由が今回ゲストで出演している俳優陣を含めた声優さんたちの熱演です。
新要素の印象が強いのであまり話題にはならなかったんですが間違いなく過去最高のクオリティだったと思います。
個人的な感想なんですが前作6の小栗旬さんや、北野武さんも豪華ですし決して下手なわけじゃないんですが、やっぱり本人が透けてしまう部分があるというかどこか浮いているように感じていたんですよね。
でも今回の俳優陣の方たちは凄かったです。龍が如くに完全に馴染んでいて、特に堤真一さんと、中井貴一さんのお二方は声に渋さと凄みがありマジで極道でした(語彙力の欠如)
そして俳優枠で唯一の仲間キャラであり、他の仲間キャラはほぼ一線級の声優というこれまた今までの龍が如くではなかなか無かったシチュエーションでナンバというキャラを演じた安田顕さん。
最初こそ少し違和感はあったんですが、一緒に冒険しているうちに他の仲間キャラとも馴染んで気にならなくなりましたね。春日との友情を強く感じるシーンが結構あり最終的には春日の良い理解者であり親友の立ち位置を確立していたと思います!
他にも今作から新しく登場したキャラを演じられた有名声優として、大塚明夫さん、中村悠一さん、上坂すみれさん、岡本信彦さん、速水奨さん、鳥海浩輔さん、平川大輔さんなどなど錚々たる面々となっており全員個性的なキャラクターで物語に彩りを与える存在となっていました!!
豊富なサブストーリー、遊べるスポット、やりこみ要素
龍が如くおなじみのサブストーリーや様々なミニゲーム的要素、やりこみ要素は今作でも健在です!!
サブストーリーは今までの龍が如くをやっているとニヤッと出来るものからシリーズおなじみのおバカな方向に振り切ったもの、サブストーリーとは思えないほどシリアスなものなど種類は様々でボリューム的にもちょうどいい長さなのでメインストーリーのいい箸休め的存在となっていました!!
特に自分がお気に入りなサブストーリーは小野ミチオくんが登場するやつですね!
龍が如く6で桐生さんが関わったゆるキャラなんですけどまさかあんな形で再登場するとは思ってませんでした…w
そして今作もガッツリ遊べるミニゲームがてんこ盛りでした!!
まず、今作オリジナルのものとして
・自転車で爆走して空き缶を拾いまくる「空き缶拾い」
・潰れかかっている会社を立て直して横浜一の会社に育て上げる「会社経営」
・横浜の街をゴーカートで大爆走するマリ〇カート風レースゲーム「ドラゴンカート」
・襲い来る睡魔と戦い映画を最後まで見ることが目的の「名画座」
などなどパッと思い出すだけでもこれだけあり、他にも毎シリーズおなじみのパチスロ、麻雀、将棋、ダーツ、バッティングセンター、ゴルフと遊びきれないほどのミニゲームが用意されています!
パチスロには現行機種も搭載されているので好きな人はこれを目的に買う人もいるらしいですね!
龍が如くのミニゲームの力の入れようって異常ですよね、このミニゲーム集だけでお金を取ってもいいのではって毎回思っちゃいます…w
そして、クリア後のやりこみ要素として
・隠しダンジョン「ファイナルミレニアムタワー」最上階にはあの男が待ち構えています。
・クリア後ではないんですがクリア後も継続してやりこむことになる「バイトクエスト」街の様々なトラブルを解決してトップランクまで上り詰めることが目的です。
・これもクリア後も継続してやりこむもので「スジモン集め」ポケ〇ンの図鑑と同じ要領で今まで戦った敵キャラが自動で保存され、スジモンコンプリートを目指すコレクション要素となっています。
他にも細かいものはありますが目立ったものは以上ですかねー。
やはり目玉はファイナルミレニアムタワーで、自分もレベル上げしてやり直してを繰り返してクリアするのにかなり苦労しましたw
まとめ
発売前までは桐生さんが主人公じゃない龍が如くなんて…と思い購入するかも迷うほどでしたが、クリアした今なら胸を張ってこれは今までの龍が如くの良さをしっかりと受け継いだ正式なナンバリングタイトルだ!と心の底からいえる作品になっていました!
ただ、システム面だけでいえば今回のRPGよりも前作のアクションゲームの龍が如くの方にまだ軍配があがるかなという印象でした。
もちろん全くダメというわけではないですし、このRPGのシステム周りがどれだけパワーアップして帰ってくるのか!?というのが次回作に向けて期待する一つの要素になったと思います。
ストーリーに関しては今回で東城会も近江連合も解散という流れになりましたし、春日の生い立ちやバックストーリーもほぼほぼ出し尽くした感はあるのでここからどうストーリーを展開していくのかがとても気になりますよね!(あと今回俳優枠という扱いだったナンバは次回作にも登場するのかも気になったり…)
個人的には満足だった「龍が如く7 光と闇の行方」次回作も目が離せないですね!!
では今回はこの辺で!ここまで読んでいただきありがとうございました!!
また次の記事でお会いしましょう!
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